スポーツ障害

ある日、『スポーツ外傷スポーツ障害って何が違うんだ』 と患者さんからご質問を受けました。確かに似たような言葉で分かりづらい部分がありますね。

【外傷】 はいわゆる急性のケガ。骨折や捻挫、打撲といった 『○○をして転んだから、ぶつけたから』 という原因が明らかにハッキリしているものです。

それに対していわゆる 【スポーツ障害】 と呼ばれるものは、一時期の過度の使い過ぎやフォームの崩れ等によって関節や筋肉に負担が掛かり、主に軟部組織が故障を起こしてゆくものです。テニス肘、野球肩、ジャンパー膝、シンスプリント、といった症状はこの部類に入ります。

外傷も障害もどちらも当然痛みを伴って日常生活やスポーツ活動に支障をきたしてゆくものなので、早く治さなければいけません。
その上で、繰り返しの動作の延長で痛めてしまう症状は特に 『なぜその痛みが起こるのか。体の動かし方に問題はないのか』 といった原因を探って根本から改善してゆかないと、せっかく治しても同じ痛みを繰り返してしまうこともあるので注意が必要です。

例えば脚のももやふくらはぎの肉離れなどは左右脚の筋力バランス、柔軟性のバランス等が偏っている時に発生しやすいものですし、少年野球のお子さんなどが肘を痛めてしまう野球肘では自分の持っている体力・筋力以上にボールを投げすぎてしまい、結果として疲労の蓄積などからフォームが崩れて関節に負担が掛かり過ぎ、発症することなどが考えられます。

治療の中では痛みの除去と共に出来る限り、こうした本当の原因を探り、症状の再発を予防してゆくためのアドバイスもさせて頂いております。