ストレッチの意義
スポーツをしていると、現場でも私たちのような接骨院その他でも盛んに『故障しないためにはストレッチを充分にしましょう!』 という言葉を聞くと思います。
では何故ストレッチがそれほど大切なのでしょうか。
ストレッチには主に
- 体温を徐々に高め、体の隅々まで代謝を良くしてゆく
- 硬くなっている関節の可動域を広げ、動きやすい体にしてゆく
- 筋肉疲労を素早く回復させる
- リラクゼーション
など様々な効果があり、その結果として【ケガ・故障の予防】に繋がってゆくものなのです。
柔軟性の無い筋肉は肉離れを起こしやすくなりますし、可動域があまりに狭い関節では 捻挫などを繰り返すことも多くなります。
せっかく鍛えて強い筋力を造り上げても、自由に 動ける柔らかい体でなければその筋肉は単なる 『おもり』 でしかなくなってしまうのです。
具体的な方法は競技内容や季節・時間帯、或いはその時点での体の状態によっても 変わってゆきます。
例えば冬の寒い時期に屋外で練習を行なう前などはゆっくりストレッチ している傍から体が冷えたりするので、事前に軽いジョグをしてから行なうことも必要です。
また、故障がちな体を伸ばす場合は動きの早いストレッチ(バリスティック)よりも筋肉を ゆっくり伸ばすストレッチ(スタティック)にしなければなりません。
どんな競技のどんな練習でも1つ1つにキチンとした理由があるように、ストレッチにもその人の目的に応じた正しい方法が存在します。ぜひそれを意識しながら 丁寧にストレッチを行なってみてください。
当院でもその人に見合ったストレッチ方法を 治療の中でアドバイスさせて頂きます。
《もちろんスポーツをされない方や高齢者の方でも、体操・ストレッチを日常の習慣にすることはとても大切です!》