おそらく・・・ですが、老若男女、大半の方が人生のどこかで一度は腰痛をご経験したことがあろうかと思います。

二本足で生活する人間にとって腰は、まさに読んで字のごとく体の要の位置にあるため上から下から掛かる負担の板ばさみになりますし、骨格的にも消耗しやすい構造になっています。そして人それぞれ、体格や体質に見合う日常生活の体の使い方が日頃から出来ていれば良いのですが、知らず知らずのうちに腰周辺の筋肉や骨格に無理が掛かってくると、いつしかそれに体自身が耐えかねて、痛みを発症してしまうことにもなるのです。

日常生活での動作1つをとっても、これだけ腰って重要な使われ方をしているんだと、腰痛をご経験された方なら誰でも実感されたことがあるはずです。前かがみになったり直接動かすときはもちろん、何もせずに座っていても立っていても、同じ姿勢を維持する際には腰に一定の緊張が掛かり続けてゆくものですよね。

こうした腰痛の治療では、症状によっては念入りな手技療法が必要なものもありますし、バンドやサラシ包帯を装着する安静固定が必要なものもあったりします。痛みを起こす以前にキチンと自分自身で予防が出来れば尚更良いのでしょうが、ポイントはとにかく日々の生活で細かく蓄積される疲労や体質の変化を見逃さずに対処してゆくことです。仕事やスポーツでお疲れになっているのであれば一定の休養の時間も必要ですし、逆に運動不足で体力が落ちたり体が硬くなっているのであれば体操やウォーキングなどを続けてゆくことも大切です。また、座り方、立ち方、寝方など姿勢のとり方を正しいものに変えてゆくことでもかなりの負担を軽減できるのではと思います。

腰に限らず、まだ痛みの無い時期にこうした対処がしっかり出来ていれば、防げる症状は数多くあります。ぜひ少しでも気になる方は日々のお心掛けをお願いします。