私はのんびりとランニングしたり登山したりするのが好きなのですが、ウォーキングも大好きです。5年前からランニングを始める前までは、休日などは時に朝から夕方までひたすら歩きまくっておりました。

よくご高齢の方が足腰の痛みから多少なり緩和され、再び筋力を回復する時期に差し掛かった際に、「何をしたら良いですか?」と聞かれることがありますが、やはり何はともあれ歩く練習をして頂くのが一番です。

ウォーキングには足腰を適度に鍛えられる目的の他に、新陳代謝を促進して血中脂質を抑える効果があることや、その他の成人病予防効果など、体にとって様々な良い作用があることは医学的にも立証済みです。同じ場所を歩いていても新緑や紅葉など季節の移ろいを確認するのも楽しいでしょうし、時にはいつもと違う所へ脚を伸ばしてみるのも良かろうかと思います。

もちろん膝や腰の悪い方の中には強い変形性関節症などを伴っている場合もあり、一概には強くお勧めできない場合もあります。ご高齢者の多くは目の衰えなどもお持ちですから、見えづらい小さな段差で転倒したりしないよう最大限の注意も必要ですね。歩き方はテンポよく一定のリズムで颯爽と・・・ならば理想的なのでしょうが、そこにこだわらなくとも、距離・時間・早さなどもそれぞれのお体の状態や環境の中でご自身に見合ったもので良いと思います。

肝心なのは「体を動かそう」とするご意思を持つことと、「これなら続けられる」と思える適度な運動量をご自身で見出してゆくことです。そうしてご自身が無理なく続けられる範囲の中で歩く習慣がつけられれば、それが一番かと思います。

足腰の強さを安定させることは、健康を維持する上で基本中の基本です。ぜひ今一度のお心掛けをお願いします。