聞き慣れない名前でしょうが、手首のケガで TFCC損傷 というものがあります。

TFCCとは三角繊維軟骨複合体のことを指しますが、この三角繊維軟骨複合体とは手首の小指側のくるぶし周りにある組織で、狭い範囲の中に小さな靭帯や関節円板といった軟骨組織が組み合わさり、手首の動きを支えて衝撃を吸収する役割を果たしているのです。

そのTFCC部は非常に繊細な構造となっているため、スポーツで手首の激しい動作や捻転の繰り返しで痛めやすい場所でもあるのですね。もしスポーツやその他の動作で手首の使い方が激しい方で、手首の外側に痛みが出たらご注意が必要です。

このTFCC損傷は軟骨組織の損傷も含まれるため、通常の手首の捻挫に比べても痛みが強く、回復までに時間が掛かることがあるためです。治療方法も、痛みの度合いや炎症症状が強い場合は固定処置が必要ですし、先々のスポーツへの復帰にも細心の注意を要します。

たかが手首の痛み・・・と思う無かれ、ぜひ心当たりのある方はお気をつけ下さいね。