登山の話など

さて、タマには…ですが、私・院長本多の個人的な趣味の話でも書いてみたいと思います。私はランニングなどで体を動かすことも好きなのですが、もう1つ大好きなものが登山です。平均して1ヶ月に1回程度ですが、年間の半分は地元神奈川の丹沢山系、残りの半分は八ヶ岳や南アルプス、北アルプス、奥秩父など県外へ出向いて登ったりしています。富士山にも、既にもう7回ほど登りました(しかし近年の激混みっぷりは凄いですね)。

よく登山したことがない友人などから 「何が楽しいの?」 と聞かれることがありますが、説明して理解してもらうのはとても難しいことです(笑)。山によっては登ってる最中の9割方、景色の見えない樹林帯などを延々と登る場合などもあります。そんな時は確かに楽しくもなんともなく、ひたすら苦しいだけですからね。しかし登り始めの時は遥か遠くに見えた頂上に自分の足で一歩一歩進んで辿り着き、そこからしか見えない光景を目にした時の感動は何もにも代え難いものです。また、山でしか見られない高山植物や、野生の鹿や希少動物などとの出会い(熊はイヤですが 笑)、新緑や紅葉など季節の移り変わりを存分に体感できることも山ならではです。日常の喧騒を離れて自然のど真ん中に身を置くことで改めて自分の存在感のちっぽけさを実感することもありますし、山で生きる人々との一期一会から様々なことを学んだりすることもあります。そう、カッコよく言えば、山は人生の先生のような存在なのですね。

山もいろいろで、標高も低くて穏やかに登れる山もあれば、アルプスや八ヶ岳のように高い標高で岩登りなど豪快に登ってゆく山もあります。それぞれの体力やモチベーションに合わせて、身の丈に沿う登山をしてゆけば、ご高齢になっても十分に続けてゆくことも出来ます(というか、70代くらいの登山者の方でもご健脚の方が多く、私がヒーヒー言いながら登る横を涼しい顔で追い抜かれることも度々あります 笑)。

このように、生涯スポーツの1つとしても、衰えがちな足腰の筋肉や関節の鍛錬としても、登山はお勧めできるものです。皆様もいかがでしょうか(^0^)

院長:本多

燕岳

2015年6月に登った北アルプス・燕岳です。

雷鳥

その燕岳で間近で見られた雷鳥。

2015年8月、北アルプスの双六岳~槍ヶ岳を縦走しました。

2015年8月、北アルプスの双六岳~槍ヶ岳を縦走しました。

槍ヶ岳山頂にて。悪天候でした。

槍ヶ岳山頂にて。悪天候でした。