今、そこにある危機
5月に梅雨入りするなんて私の記憶の中にはありませんねー。五月晴れの気持ちよい季節も短く終わってしまいました。いつまでこのジトジトが続くのか分かりませんがせめて気持ちだけでも青空のように明るく、日々を過ごしたいものです。
さて、いつまでなのかと・・・と言えば原発事故の収束について。多くの福島の方々が住み慣れた家を手放さなければならなかったり、子供たちが学校の校庭で遊ぶことすらままならない現状には大変心が痛みます。そうした現地の方々はもちろんのこと、被曝に関しては東日本に住む私たちにとっても決して他人事ではありません。知らなければならない実情や今後の見通しについての正確な情報が、なかなか届いてこないことに不安を覚えずにはいられないのは、皆さんも同じ気持ちなのではないでしょうか。今回の事故の大きなツケをこれから将来、何世代にも亘って残してゆくようなことにならないためにも、今この瞬間に起こっている危機に対しての迅速で的確な対応を願うばかりです。